家族に安心を!エンディングノートに必ず書くべき内容リスト
こんにちは!なしのです。
前回のブログ記事ではエンディングノートの基本的な解説をしました。
詳しくはこちらをご覧ください。
早速書き始めた方は、書く項目が多いことに驚かれたしょう。
ですが!逆の立場になったときのことを考えてみてください!
もしもあなたの家族になんらかの不幸が訪れたときにエンディングノートがなかったり、少ししか記入されていない場合は
どうしてほしいのかがわからない…。あらかじめ聞いておけばよかった…。
といった事態になるのではないでしょうか?
自分にもしものことがあったときも同じです。
エンディングノートの内容がきちんと書かれていないと、家族が見たときに困ってしまいます。
家族に安心してもらうためにも。今回はエンディングノートについてさらに掘り下げ、見落としがちな項目について詳しくご紹介します。
よろしくお願いします!
エンディングノートってなぜ必要?
前回の記事では、エンディングノートの基本的な役割や必要性について解説しました。
自分にもしものことがあったときには家族や周囲の人たちが、あなたの代わりにたくさんのことを判断したり手続きしてくれることになります。
そのような事態のときにあなたの『〇〇ときはこうしてほしい』といった希望を知らない人たちは、あなたの想いとはかけ離れた判断をしてしまうかもしれません。
そうならないために、エンディングノートの作成で見落としがちな重要な項目について詳しく見ていきましょう!
書き忘れはない?エンディングノート作成で見落としがちな項目
エンディングノートに記入する基本的な項目は下記の通りです。
- 基本情報(名前、住所、連絡先)
- 家族の情報(同居していない場合は住所も書く)
- 財産情報(銀行や証券口座の情報、その他財産など)
- クレジットカードの契約先
- 月々の引き落とし
- 医療に関する希望
- 葬儀の希望
これらの中でも見落としがちな項目もありますので確認していきましょう!
オンラインアカウント情報
SNS、メール、サブスクリプションサービスなどのアカウント情報とログイン情報を記入しましょう。
もしものときには家族が代わりにアカウントを閉鎖できたり、課金を止めることができますので漏れなく記載しましょう!
- パソコンのログイン情報
- スマートフォン、インターネットの契約情報
- X、Instagram、などのSNSアカウント
- Gmail、Yahooメール、Outlookなどのメールアドレス
- Amazonプライム、NetflixなどのログインIDとパスワード
リストアップしてみると、不要だなと感じるサービスもあると思います。そのときは断捨離していきましょう!
ペットの世話に関する情報
ペットの健康状態、餌の種類、世話の方法、緊急連絡先などを記入しましょう。
- ペットの種類、性別
- ペットの生年月日
- かかりつけの獣医の連絡先
- ペットの健康状態、気になること
- 餌の種類や購入場所
- お世話の方法
- もしものときにペットをどうしてほしいか(誰かに飼ってもらいたい…など)
医療・介護に関する希望
終末期医療や介護についての希望を記入しましょう。(延命措置の有無、ホスピスの希望など)
- 既往歴、手術歴
- 終末期にさしかかったときの延命措置や在宅医療を希望の有無。
- 臓器提供の希望の有無と提供部位
趣味や大切にしているもののリスト
大切にしている趣味や推し活等のコレクションの扱い方を記入しましょう。
- 特定の本やコレクションを誰に譲りたいか
- コレクションを売却するか処分するか
- レンタルスペースなど自宅とは別に保管場所を借りていないかどうか
- ファンクラブやオンラインサロン等加入の有無と連絡先
葬儀やお墓に関する希望
葬儀の形式、宗教的な儀式の希望、お墓の場所や形式を記入しましょう。
- 家族葬など葬儀の規模
- 宗教的な儀式の希望
- 葬儀があることを伝えてほしい人のリスト
- お墓や永代供養等の希望
感謝のメッセージ
家族や友人への感謝の言葉や伝えたいメッセージを記入しましょう。
元気なときにその都度伝えられるのが一番ですが、普段は伝えられないことも多いのではないでしょうか?
また、面と向かって感謝の気持を伝えるのは気恥ずかしい場合もあると思います。
時間を取ってよく考えてみると、家族や友人たちの顔を思い浮かべると感謝の言葉やエピソードが浮かんでくると思います。
それをぜひエンディングノートに文字にして残しましょう。
書いていて直接伝えたくなったら、必ず伝えてくださいね